本日は試験でよくでる「有価証券」について、解説していきます。
1 有価証券とは
2 有価証券の種類
3 有価証券の購入と売却
4 配当金、利息の受け取り方
5 端数利息の処理方法
6 有価証券の評価
7 BS上の区分
1,有価証券とは
国→国債
地方自治体→地方債
株式会社→ 社債
株式 上記三点は、公共債と呼ばれる。
2,有価証券の種類
売買目的有価証券→売買を目的として所持している有価証券
満期保有目的有価証券→利息のを目的に受取保有しようとして保有している公共債
子会社関連会社株式→ 子会社関連会社が発行している有価証券
その他有価証券→ どれにも該当しない有価証券
3,有価証券の購入と売却
購入→ 付随費用含める
売却→ 「有価証券売却益」「有価証券売却損」を使用
同一銘柄の有価証券を、複数回にわたって購入し売却する時→ 平均原価法
4,配当金と利息の受け取り方
配当金(株式)→ 受取配当金(収益)現金勘定を使用 通貨代用証券
利息(債権)→ 有価証券利息→受取利息ではない。これもまた通貨代用証券
5,端数利息の処理方法
端数利息とは、、 前回の利払い日の翌日から売却日までの利息を購入者に請求できる
6,有価証券の評価
売買目的→時価に変更する「有価証券評価損or益」
満期保有→ 何も触らないがセオリー しかし、額面と購入金額に差がある場合は処理必須→ 「有価証券利息」を使用 定額法 (額面-購入金額)÷ 年数
子会社関連会社→ なんもしない
その他有価証券→ もしかすると売ることもあるかもなので
「その他有価証券評価差額金」という資産勘定で表記
翌期首再振替(洗替法)
BS上の区分
売買目的→ 流動資産「有価証券」勘定
満期保有、子会社関連会社、その他→ 固定資産「投資有価証券」勘定へ
また、決算日の翌日から一年以内に満期日が来るのは、流動資産「有価証券」に!
以上!!!!